(12) 北海道新聞:危ない自転車、後絶たず 道内の路上 事故起こせば高額賠償

記事要約

昨年末の道交法改正で規制が強化されたものの、認知度はいまひとつ。神戸地裁は昨年7月、小学生男児の自転車にはねられ高齢女性が寝たきりになった事故で、男児の親に約9500万円の支払いを命令。東京地裁は今年1月、都内で信号無視をした男性の自転車が高齢女性をはね死亡させた事故で、男性に約4700万円の賠償を命じた。相次ぐ人身事故や当事者への高額賠償判決を受け、自転車保険の加入普及を進めるが、関心度はまだ低いのが現状。

疑問

なぜ寝たきりにさせた事故より死亡させた事故のほうが賠償金が安いのか?

考え・主張

被害者が寝たきりになった事故の賠償額が1億円に近くて驚いた。加害者の小学生は一生、罪を背負っていかなくてはならない。サイクリングが趣味の私は、車道の左側を走るなど徹底しているが加害者にならないように気をつけなければならないと思った。ただ、これだけ自転車が普及して法規制が強化されているにもかかわらず、国の自転車に対する配慮が足りていない。例えば、埼大通り。路側帯は非常に狭く、道は凸凹な上に車の交通量が多い。そのためか歩道を走る自転車が多く、事故が起きやすい状態である。国がきちんとした自転車専用レーンを設ければ、事故は少なくなるはずだ。

その他

なし。